仕事ができない自分はダメだという呪いにかかった人へ

機能価値と存在価値について

機能価値と存在価値という言葉があります
機能価値は、
『何ができるかというやったことやできることに対する価値』のこと

存在価値は文字通り
『その人が存在することによる価値』です

人の価値は何で決まるのでしょうか?
コンクールで優勝した数?
テストの成績?
営業実績の成績?
それは一部の機能価値の評価であって存在価値ではありません

仕事ができない自分はイコールダメな自分なのか

一度は言ったことがあるかも知れないし、聞いたことがあるかも知れないフレーズ
『仕事ができない自分はダメだ』

本当にそうでしょうか
仕事ができないという一部の機能価値が、なぜ自分はダメだという存在価値の否定になるのでしょう

仮にアナタが営業の仕事をしていたとして、営業成績が悪い、もしくは会社で最下位だったとしても
アナタと古くからの仲の良い友人や大切な家族は成績が悪いからアナタには価値はないなんて言わないと思います

勿論職場や学校で求められる機能価値はあると思います

だからと言って
仕事ができないイコール自分はダメ
という図式なんてありません

看護師1年目が抱える葛藤と役割

私は看護師をしていますが、新人看護師の指導や教育につくことも多いです
少し前に夜勤中の時患者さんが急変したことがありました

それにすぐに気がついて報告できたのは看護師1年目のスタッフです

なんだかよく分からないけど様子がおかしい
いつもと違う
でも自分ではどうしていいか分からない

そんな風に思ってすぐに病室からナースコールを押してくれました

結果患者さんは初期の脳梗塞
夜勤が終わったあとそのスタッフは休憩室で泣いていて
『先輩みたいにすぐに対応できなくて悔しいです。仕事ができなくて私ダメですみません』
そう私に言いました

どんなことでも誰もが最初は初心者で分からないことがあって当たり前
ただ悔しいっていう気持ちは分かる
でも
おかしい、いつもと違う
それを観察することができたのは、アナタがいつも患者さんを看護師という視点でみることができていたから
今はそれができるだけで充分

そして
その後のことは私たち先輩に任せて構わない
そうやって私たちはずっと現場でトレーニングをつんできている
どんな動きをしているか
どんなことを患者さんにしているか
それを一緒に勉強していこう

まとめ

たまに、そんなこともできないの?と言ってくる人がいるかもしれません
他人を貶めることで自分を優位に保とうとする人は、結果自分のことを貶めているにすぎません

相手のことを認めて
自分のことを認めて
どうか自分の存在価値を否定しないでください

大切なアナタのことをどうかアナタ自身が否定しないで
未来は明るいよ

最近お友達がアロマをプレゼントしてくれました
せっかくなので折り紙でムエット的なものをつくってみました
バラの折り紙が良いかおり

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