幡野広志のことばと写真展に行って私は写真が撮れなかった

2020年2月14日の昼下がり
ちょっと苦手な場所に足を運んだ
東京生まれの東京育ちずっと東京で暮らしている私は渋谷が苦手だ

なんだかいつも混んでいて
騒がしくて
夜の静けさなんてここには永遠にこないんじゃないかなって
そんな風に思うからかもしれない

それでも行ったのには理由がある
幡野広志さんという写真家さんが本を出した
写真家さんだから、写真集だと思う人もいるかもしれないけど違う
読者の方からの人生相談にこたえた本だ
タイトルは
「なんで僕に聞くんだろう。」
ガン患者になった写真家に皆が人生相談をしてくる
カウンセラーでも心理士でもない幡野さんに匿名の相談が届く
いつもこう思うらしい
「なんで僕に聞くんだろう」

相談が来た時に、幡野さんは自分の息子さんが相談してきたらなんてこたえるか
そんなことを思いながらこたえているらしい

私は幡野さんの存在をTwitterで知った
嘘がなくて
幡野さんが本当に真剣に考えて
その人と向き合ってこたえてるのが伝わって
上手な文章というよりも
まっすぐで素直な文章だなって
そんな風に思った

会場にいたら丁度幡野さんがいらっしゃって本にサインをしてくれた
私の名前を聞いてくれて本に書いてくれた

幡野広志のことばと写真展の印象は
会場の写真を撮ろうと思ったんだけど
肉眼で見る素敵さに圧倒されて撮った写真は会場に入る前の1枚だけ

立ちどまらせる写真と、
背中を押すことばたち。
まさにその通りの空間だった

会場には息子さんもいらしていて
お名前を「優君」というのはSNS上でしっていたんだけど
読み方は知らなかった
会場でお客さんやスタッフさんが優君の名前を呼んでいてそのときに名前を知った
なんだか私はそれが嬉しかった

会場を入るとすぐ幡野さんの言葉が並んでいて
たくさんの光景をファインダー越しに見すぎて後悔している
たくさんの感動をもっと肉眼で味わうべきだった
というようなことが書かれていた

本の中には登場しないけれど最近こたえていた人生相談に
ニューボーンフォトを撮らなかったことを後悔しているという相談に
これは何がいいんですか?写真として何がいいんですか?
と書いてあった
勘違いしないで欲しいのは質問はニューボーンフォトのことなんだけど論点というか焦点は
そこじゃない
周囲がやっているから自分だけやっていない後悔は子どもの為ではなく自分の為でしょというこたえかたをしていて
その後に続くのは
親が撮ってくれたっていうだけでその写真には価値がうまれる
いつもキメたポーズがいい写真なわけではなく
日常を写していくこと
そして眼でしっかりみること
そんな風にこたえてました

この本は表紙をとると幡野さんの好きなものが写っています
私にとって、素直になれないときや自分に嘘をつきそうなとき
読み返す本になりそうです

幡野宏志さんTwitter

https://twitter.com/hatanohiroshi?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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