悲しいことを悲しいままで終わらせるな

Facebookの投稿で考えさせられたこの記事
先に読んでみてくださいね

私は看護師をしています
自分自身の最期をどのようにしたいか決めている人はどのくらいいるでしょうか
そしてそれを家族や大切な人に伝えている人はどのくらいいるでしょうか

私自身の経験と現場に実際立っていて思うのは
ご本人が前々から家族に面会は断って欲しいと話していた場合もあれば
ずっと看護しているご家族側がいくら当人の兄弟など親族という関係性であっても、いろいろなことを聞かれることに心を痛め疲れ、結果面会を断るということはあると思います

人工呼吸器や見慣れない管に繋がれた姿を見せることを本人は望んでいないのではないか
そう葛藤することもあると思います

管に繋がれた姿に戸惑って泣き出したり触れることを怖がったりする新人看護師もいるので、医療従事者ではない方は余計辛い気持ちになるのではないかと想像します


私が20代前半の時に、60代をすぎたいつも気丈に振舞う男性が泣きながら
妻はこの姿をみられることは望んでいないと思う
面会に来られても何もしてあげられない自分を責めてしまいそうになる
妻の親族の面会を断ることは悪いことでしょうか
そう相談してくださったこともあります

いつだって、患者さんの一番身近な家族が患者さんを支えていることは変わらない事実です
その人の心が保てない環境はそれこそ疲弊が重なって倒れてしまう可能性が高くなります

それでも今回この櫻木さんの記事を読んでそういう風に思う方がいることを忘れてはいけないなと思いました。

タイトルにある
悲しいことを悲しいままで終わらせるな
というのは私がずっとお世話になった師長から言われ続けられた言葉です

普段と違う姿になってしまってショックをうける
人工呼吸器を繋がれた状態の大切な家族をみて涙がでる
お看取りの時に本当にこれで良かったのかと後悔の言葉を口にするご家族は沢山います

ずっと面会ができなくても
最期の瞬間
お看取りの時に

ご本人(患者さん)がどのように過ごして
どのように頑張って
それを一番みてきているのは私たち看護師だから

次の一歩に踏み出せるような
丁寧な関わりかたをずっとしなさい

例え放射線や抗癌剤のような治療ができなくなっても
看護っていうのは最期の最期まで患者さんにも家族にもできることなんだよ

そう言われて育ててもらいました

勿論櫻木さんの記事で書かれているご家族の気持ちも忘れないように
どの立場からも
どんな場所からでも
考えられて看護師として看護ができるように私自身が成長していきたいなと思いました



櫻木さんはエンディングノートの入門講座や終活カウンセラーなどもされていらっしゃいます
http://sakuragiyoshiko.com/service/syukatsu/
私自身もエンディングノートについての勉強をしてみようかなと思いました

YouTubeで折り紙の配信をしています
みていただけたら嬉しいです

ちなみにこのYouTubeもどういう風にしていったらいいのか、櫻木さんのブランディングセッションを2019年の10月に受けて変えていきました。
その時登録者数100人と少しだったのですが、今は300人くらいになってます
ありがたし

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