自分との約束を叶えた日

2019年の今頃、私は石を買った
その石は日本語名では蛍石、英語ではフローライトと呼ばれている

Facebookで見かけて一目惚れだった
そもそも私はそれまで石に興味なんてなかった
パワーストーン?部屋が汚いのに運気をあげたいと願っている人がつけるものでしょ?
というなんだか石が好きな人たちが読んだら体育館の裏に集合と言われそうなくらいな勘違いをして過ごしてきた

何層にも輝くその石は、色が好みだった
ピンクや赤が好きだけど、落ち着いたブルーやパープルは写真を見るだけで私をときめかせた

その頃、ミラーレス(カメラ)を買った
フローライトが届いた時、この子をすごく可愛く素敵に撮りたい
そう思った

ただ、フローライトはとても小さい
そして何層もの石目がある

光が十分にないと撮れないことは調べてるうちに分かった

当時スマホで撮った写真

時間がかかっても良いからこの子を綺麗に撮ろう
そうやって自分と約束したのは約1年前
そして今年その約束が叶えられた
今年の6月頃にストロボを買ってみた
ストロボっていうのは、カメラ用の発光装置でフラッシュとも呼ばれている

私は機械がものすごく苦手だ
それでもフローライトを撮りたくてストロボに挑戦してみた

ストロボを2つ使って撮った写真
これはクロスライティングと呼ばれていて、対角線上にストロボを置いて撮る方法
それぞれ光の量の強さを変えて、位置を調整しながら撮影する

ブログのサムネイルにもしたけれど、この写真が一番気に入っている

少し話がそれるかもしれないけれど、患者さんから信頼されるためにしていることはありますか?と聞かれることがある
特にこれと言ったことはないけれど、ひとつだけ守っていることがある
それは、些細な約束でも守ること
そして出来なかった時は言い訳をせずに謝ること

例えば、氷枕が欲しいと言われた時
5分以内につくって持ってきますね
どのくらいの時間を要するかと共に伝えるようにしている
患者さんは急いでないし、時間がある時で良いよと大体の人が言ってくれる
でも
私からしたら沢山いる患者さんの一人でも、患者さんからしたら担当しているのはたった一人の看護師だ
ナースコールが鳴り止まなくて氷枕を持って行くのが遅くなった時は、本当にすみませんでした
それだけを伝える
だってナースコールが鳴り止まないことなんて患者さんからしたら関係がないから

プライベートなら、待ち合わせの時間を守る、頼まれていたことを期日までに終える
もしそれが出来ない場合は、分かった時点で言い訳せずにそれを伝える
元々約束していた用事があるのに、他の人と約束下からキャンセルするとしよう
相手は笑って許してくれながらも、心の中では信頼度はグッと下がっているかもしれない

だから私はできるだけ小さい約束(本当は約束に大きいも小さいもないけど表現上使わせてもらう)を守っていこうと思ってる

1年越しに自分とした約束を叶えた
フローライトはそんな大切なことを改めて私に教えてくれた

フローライトを買ったお店

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